バンド・ブーム華やかなりし90年代初頭のJ-POPシーンで起きた“渋谷系”なるムーヴメント。洋楽との溝を感じさせないポップ・ミュージックをクリエイトするハイセンスな音楽性を持ったアーティスト/グループが同時期に注目を集めたことから、彼らを括る呼称として用いられました。
名前の由来ですが、当時最新流行発信基地となっていた渋谷の大型レコード・ショップやクラブなどで彼らの音楽が支持されていたことが語源となったと言われています。
代表アーティストは、小沢健二、コーネリアス、このふたりが組んでいたFLIPPER'S GUITAR、Original Love、PIZZICATO FIVE、KAHIMI KARIEといった面々。いずれも60~70年代の音楽への造詣が深く、個々の作品に込められた情報量の多さが特徴と言えますが、やはり彼らの音楽の最大の魅力はとびきりお洒落だっとことでしょう。また、サウンドのみならずヴィジュアル面なども洗練度が高くてファッショナブル。そして聴いているとウキウキしてきて思わず街へ出かけたくなるような開放感に溢れている点。
そして、現在のJ-POPシーンにおいてもその魅力は、渋谷系的なエッセンスを採り入れたNONA REEVES、□□□(クチロロ)、クラムボン、Shiggy Jr.などに加え、バニラビーンズやNegicco、花澤 香菜などのアイドルや声優たち楽曲からも感じ取れると思います。
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# 雑学
2016.12.27 | 10683 Read